2月6日 日本経済新聞社説「日本のビールも世界で勝負を」の要約です。
酒税法が改正され、ビール系飲料にかかる酒税が段階的に統一される見通しになった。
いびつだった税制が変わるのを機に、新ブランドを立ち上げては廃止するやり方を改め、国際競争力につながる商品開発や、マーケティングに目を向けたい。
米国ではクラフトビールと呼ばれる個性派ビールのシェアが10%を越えた。日本でのクラフトビールの市場シェアはまだ1%程度だが、減税になれば値下げできる。国内市場の競争環境も変わるわけだ。
ビール業界が、いかに国際プレーヤーに脱皮するか。他の内需型産業に手本を示してほしい。